【障害年金を知る③】請求手続きを社会保険労務士に依頼するメリット

こちらの記事で、障害年金請求手続きを自分自身で行う際の流れやポイントについて紹介をしています。

【障害年金を知る②】自分で手続きをする~受給までの流れとポイント~

障害年金の請求をしたいと考えている方の中には、手続きが難しそう…自分でもできるかな?と不安に思われている方も多いのではないでしょうか。 障害年金の請求手続きは、…

障害年金の請求にあたり、その人の傷病や状況によって提出が必要な書類は全く異なります。スケジュール管理も必要で、書類の準備が負担に感じる方も多いと思われます。

◆年金事務所に相談に行ったけれど、よくわからなかった・むずかしかった
◆通院以外で外出する体力・気力がない
◆一人で手続きする自信がない/協力をしてくれる家族がいない
◆(ご家族の立場から)年金が受給できれば安心だけど本人では手続きがむずかしい
◆窓口での相談やコミュニケーションが苦手
◆文書を書くのがとにかく苦手

これらにあてはまる項目がある方は、請求手続きを社会保険労務士に依頼するメリットが大きいです。手続きの代行を依頼する場合、事務手数料のほか年金受給が決定した場合に報酬を支払う必要がありますが、手続きの負担の軽減をはじめ、以下の3つのメリットがあります。

【1】客観的な視点から必要な情報を書面に落とし込むことができる

【障害年金を知る①】どのような症状が対象になる?の記事で紹介の通り、目や聴覚・肢体の障害といった外部障害は、検査結果の数値をもって等級が判断されますが、それ以外の障害は、総合的な症状・日常生活への影響度合いによって等級が判断されます。

目に見えるものではないので、ご自身の症状や日常生活において支障が出ている点などを正しく書面で伝える必要があります。

ご自身の症状や置かれている状況は自分が一番認識していることなので、「痛い」「苦しい」といった主観的な視点でびっしりと書く方も中にはいらっしゃいます。たくさん書けばいい、というものではなく、逆に記載内容が「通院していた」という事実のみで必要な情報が伝えられていないという方もいらっしゃいます。

社会保険労務士が書類の作成を代行する際には、審査で考慮されるポイントを中心にヒアリングをさせていただき、客観的な視点から、必要な情報・ポイントを中心に書面にまとめることができます。

診断書作成を医師に依頼する際に

医師に診断書作成を依頼し、仕上がった診断書を確認すると、自分が思っていたよりも軽い症状になっている、自分が思っているのと違う…という場合もあります。医師に自分自身の症状をきちんと伝えきれていないという方も多く、医師も就労の状況まですべてを把握していない場合もあります。

当事務所では…

症状や日常生活への影響、就労の状況など診断書に記載される内容に関して、病院受診前にヒアリングを実施し文書にまとめて、ご本人と認識合わせを行います。
作成した文書を必要に応じて病院受診時に持参し、ご本人が主治医の先生に自身の症状を伝えるためのツールとして活用いただいています。

【2】スムーズに必要書類の提出~審査が進む

年金事務所で必要書類を案内されたものの、いつ時点での診断書が必要なのか?添付書類で何を用意したらいいかよくわからない…といった点でむずかしさを感じられる方も少なくありません。

年金事務所の初回相談で伝えた初診日にズレがあった場合や、症状によっては、案内された必要書類では要件を満たさず、無効・再作成が必要という状況になってしまうこともあります。年金制度を正しく理解できていれば、そういった事態を防ぐことができますが、年金制度を完璧に理解することは難しいです。

社会保険労務士は制度を熟知していますので、審査に必要な書類を正しくスムーズにそろえることができます。

いつ時点での症状を証明する診断書が必要か?という点を正しく認識できていないと、審査で有効な診断書を用意することができず、再作成・または新たに作成を依頼しなくてはいけなくなる場合もあります。そうなると、想定外に診断書作成費用が発生してしまい、金銭的な負担が生じてしまいます。

自分で書類を用意したものの、記入の不備や不足書類があった場合には、何度も差戻し・再提出となり、なかなか審査に進まず、初回入金時期も遅れていきます。

請求書類一式が不足なく、正しく用意できていれば、その分早くスムーズに審査に進みますし、結果的に入金時期も早まります。

【3】手続きの負担軽減

社会保険労務士に手続き代行を依頼した場合、日常生活状況等のヒアリングを除いては、ご自身で行うことは基本的には、病院を受診し必要書類を入手する、のみとなります。以下の作業はすべて任せることができます。

◆すべての必要書類一式への記入
◆病歴をまとめた書面を作成する
◆必要書類を不足なくすべて揃える
◆年金事務所の窓口で提出をする
◆審査の過程での年金事務所との調整・折衝

病状が思わしくなく、通院以外に外出する気力・体力がないという場合や、文書の作成が苦手、相談窓口でのコミュニケーション・調整が苦手、自力では手続きが難しいご家族のために何とかしたいという方は、ぜひ社会保険労務士にご相談ください。

ご依頼と年金請求の流れ

1.コンタクトフォームもしくはLINEより初回相談お問い合わせ 初回相談は無料です。面談日を調整し、面談前ヒアリングフォームを送付します。ご家族の方からのお問い合わ…