【1】障害年金はどんな人が受給できるの?
障害年金とは
「年金」というと、年を取った時にもらえるものというイメージを多くの方が持っていると思われますが、病気やけがによって生活や仕事が制限されるようになった場合に、現役世代の方も含めて受け取ることができる年金が障害年金です。
例えばどんな場合に年金の対象となる?
「障害」を持つ人が対象と思われがちですが、障害者手帳をお持ちでない方やお仕事をされている方でも年金受給の対象となる可能性があります。
例えば、病気で大きな手術(ストマ造設や人工血管挿入など)をして職場に復帰したけれど、座ってできる仕事に配置転換されて働いていたり、これまでは肉体労働中心だったけれど機械を使って作業ができる環境を整備してもらって働いているという場合も年金受給の対象となる可能性があります。
過労で体調を崩してしまい、うつ状態になり休職している・現に働くことができない状態が続いているという場合も、年金受給の対象となる可能性があります。
障害者手帳を取得したから私も年金受給できる?
障害者手帳を取得したから年金の申請をしよう!そう考える方もいらっしゃいますが、障害者手帳を持っている=年金が受給できるではありません。
障害年金の仕組みを正しく知り、計画的に申請の準備を進めていく必要があります。