事業復活支援金の受給に向け、必要書類を揃えて事前確認が済んだら、いよいよ電子申請です。事前確認を受けた後、すぐに申請に着手できるよう準備しておくとよいこと、簡単な申請の流れをざっくりと紹介します。
1.いつ電子申請ができるようになるの? 2.事前確認前から準備しておくとよいこと 3.電子申請のマニュアル 4.実際の申請の流れ (1)Step1:宣誓・同意事項 (2)Step2:コロナ影響 (3)Step3:基本情報 (4)Step4:口座情報 (5)Step5:特例適用の選択 (6)Step6:売上情報の入力 (7)Step7:書類添付 5.いつ給付されるの? ★電子申請に自信がない方へ
1.いつ電子申請ができるようになるの?
マイページを作成した段階では申請ボタンを押すことはできません。このような表示になっています。
事前確認を終え、登録確認機関が事前確認登録を完了した時点で、このように申請ボタンが押せるようになります。当事務所にて事前確認を実施され、書類等に不備がなく問題なかった方は当日中に申請可能です。
2.準備しておくとよいこと
電子申請をスムーズに進めるために、申請補助シートにご自身の情報をあらかじめ記入しておくことをお勧めします。事業復活支援金事務局ホームページの「資料ダウンロード」から入手できます。
シートを記入する中で、埋められない部分(基準期間、対象月など)があれば、事前確認時に登録確認機関に相談・確認してみましょう。当事務所では要望に応じて申請補助シートの記入をサポートしますので、お気軽にご相談ください。
3.電子申請のマニュアル
電子申請のマニュアルは申請補助シートと同じく、事業復活支援金事務局ホームページの「資料ダウンロード」から入手できます。
ざっと見て、添付が必要な書類を確認しましょう。事前確認に向けて用意した資料のうち、実際に添付が必要なものは一部となります。
当事務所では事前確認で提示いただく資料をそのまま申請時に添付いただけるよう、事前確認前に資料をピンポイントで指定し、必要に応じて電子化を依頼しています。
4.実際の申請の流れ
入力は7ステップあります。補助シートに沿って入力し、特に問題がなければ30分程度で電子申請は完了です。
ここでは、継続支援関係なし・特例利用なし(通常申請)の基本的なパターンでの流れをざっと紹介します。
そのページの必須入力項目をすべて入力し、「次へ」のボタンを押すことで、そのページの内容は自動保存されますので、途中で入力を中断しても問題ありません。(一気にすべて入力を終えなくても大丈夫です)
必須入力項目がすべて入力されていないと「次へ」ボタンはオレンジ色になりませんので、保存をしたい場合は何か入力もしくは添付しておきましょう。
(1)Step1:宣誓・同意項目 【所要時間2~3分】
事前確認でも読み合わせ・確認を行っている宣誓・同意事項が並んでいますので、チェックをつけます。チェックをつけると新しいウィンドウが開き、改めて注意を促されます。
内容を確認し、右下のボタンを押して、進めていきます。すべての項目でこれの繰り返しとなります。
(2)Step2:コロナ影響 【所要時間1~2分】
事前確認時に登録確認機関に伝えたコロナ影響(①~⑨)をチェックします。これもStep1と同様にチェックをつけると新しいウインドウが開き、確認を促されます。
内容を確認し、右下のボタンを押します。
(3)Step3:基本情報 【所要時間5分程度】
ご自身の情報を入力いただく部分ですので、サクサク進むと思われますが、少し面倒な項目が2つあります。
①業種
日本産業分類のページでご自身の業種を確認する必要があります。
②事業内容
事業を行っている地区や客層・サービス内容を簡単に入力します。案内されている記入例にならって記述する必要がありますが、悩んでしまうとここで時間を取ってしまうかもしれません。
【例】○○地区で▲▲や◆◆(お客様の業種や事業内容)を対象に、××(ご自身のサービス内容)を提供しています。
Step2で申請しているコロナ影響につながる内容を書けるとよいと思います。
(4)Step4:口座情報 【所要時間2~3分】
口座情報を入力します。紙の通帳の場合は、①通帳の表面と②開いて1ページ目・2ページ目の画像を添付します。電子通帳の場合は画面のスクリーンショットを添付します。
添付ファイルが不足していた場合…任意のファイルを仮で添付しておけば、「次へ」のボタンが押せるようになり、状態を保存できますので、何でもよいのでファイルを添付して保存しておくことをお勧めします。
(5)Step5:特例適用の選択 【所要時間1分】
以下の中から選択します。ここでの選択内容によってStep6の入力内容が変わります。
(6)Step6:売上情報の入力 【所要時間 個人差あり…想定通りなら5分程度】
ここが申請の最大の山場となります。確定申告書と売上台帳を用意します。基準期間と対象月を選択し、確定申告書の種類を選択します。白色申告の場合は、年間事業収入を12で割った平均値で基準月の事業収入と基準期間の事業収入が算定されます。
対象月の売上台帳の添付が必要となりますが、もし売上が0円だった場合は事業の実態が確認できるよう前後の月の売上台帳もあわせて載せて、対象月の部分をマークアップしておくとよいと思います。
給付申請額が自動で算定されます。この金額がご自身の想定通りであれば、入力にかかる時間は5分程度です。
「あれ?思ってたのと違う…」という場合は、申請要綱の給付例のページを改めて確認する必要があります。※印で小さい文字で「※ただし○○の場合は△△として取り扱う」という記載があるかもしれません。ご自身で解決できない場合は、事務局に問い合わせて確認ください。
(7)Step7:書類添付 【所要時間5分程度】
宣誓・同意書、本人確認書類、確定申告書類、基準月の売上台帳・通帳と基準月の売上に係る1取引分の請求書・領収書等が添付必須項目となっています。
足りないものがあっても、何か任意のファイルを添付して「次へ」のボタンを押して、自動保存することをお勧めします。
「次へ」のボタンを押すことで申請前の確認画面が表示されます。添付ファイルはすべて開いて確認し、誤りがないことを徹底的に確認してから「申請」ボタンを押します。
申請が完了したら登録しているメールアドレス宛に申請完了のお知らせが届きます。以降、マイページより受付状況を確認できるようになります。
5.いつ給付されるの?
過去に支援金を受給されたことのある方(簡単申請の方)は、比較的早く給付されているようですが、初めて申請をされた方は給付までに時間を要する傾向があります。申請を行ってどれくらいの期間で審査が進むのか、わかり次第更新します。
⇒2022/3/28更新
書類に不備がなく、差し戻しがなければ、申請から1~2週間程度で入金されるようです
⇒2022/6/2更新
書類に不備があり、差し戻しがあると1か月程度かかるようです。現在のところ、5月上旬頃に申請を行った方が5月末に入金されているというスピード感です。
★電子申請に自信がない方へ
当事務所にて申請サポートを有償にて承ります。お困りの方は以下のボタンよりお問い合わせください。
事前確認がまだ済んでいない場合は、事前確認とあわせて実施いたします。(※事前確認のみは当面の間、無償で実施とさせていただいております)
事前確認が済んでいない場合は、こちらの記事を参考にお問い合わせフォームよりご連絡ください。