士業の業務の中では、難しい情報をわかりやすく文書にまとめ、情報提供することが求められます。
私は新卒でSEからスタートし、社内外で様々な資料を作成してきました。これまでに習得してきたノウハウを社会保険労務士会でのプレゼンテーションの場や士業の方から高く評価をいただいたことをきっかけに、セミナーを主催しました。
こんな方におススメです
- これまで自己流で資料を作ってきたが、これでいいのか資料に自信が持てない
- セミナーや勉強会資料をもっと見映えよく作りたい
- 資料の作り方、まとめ方がわからない、基礎から体系的に学びたい
セミナー紹介
リアルタイムでは15名の方に参加いただきました。タイムテーブルはこちら。
進行タイムテーブル
★【はじめに】講師紹介&士業が資料作成を必要とする場面 ★交流セッション① ★資料作成上達に向けた3つのポイント ★3つの目的に応じた見せ方 ★すぐにできる映えテクニック7選 ★交流セッション②
最初に私から自己紹介と士業が資料作成を必要とする場面についてピックアップしました。
次に交流セッション①としてブレイクアウトルームで受講者の皆様に自己紹介と資料作成での悩みについて共有いただきました。セミナーや勉強会等でプレゼンテーションを行う機会があるものの、自己流でずっとやってきた、とにかく時間がかかる、このままでいいのだろうか…というお悩みを抱える方が多いようです。
交流セッション②ではセミナーで得たこと・気づきを受講者の皆さまで共有いただきました。
セミナー内容
「資料作成」といってもとても幅広くすべてを2時間で語れるものではありません。
今回のセミナーは料理に例えると「ソース」と「お皿」の部分、「映え」に特化した内容です。聞いたらすぐに実践できるものに厳選した内容となっています。
前半は私がこれまでに行ってきた資料作成の局面での具体的な経験・エピソードをお話ししました。そして、その経験から見えた上達に向けた3つのポイントを紹介しました。
受講者の方が抱える悩みとして、1枚のスライドにどれくらい情報量を入れたらよいのか?という点があります。それは「資料の目的によって変わる」ということで、3つの目的別の見せ方をお伝えしました。
後半ではすぐにできる映えテクニック7選を実際の操作も交えて紹介しました。
「映え」とは画像・配色やフォントといった純粋な見た目だけでなく、手早く効率的に作業するためのポイントや構成・シナリオ作りも「映え」を演出する重要な要素なのです。
参加特典として、自身の事務所で使えるスライドマスターテンプレートをプレゼントしています。「(2)スライドマスターで自分だけのオリジナルスライドをデザインする」のセクションで、実際の使用方法を解説します。
セミナー終了後、ご自身で復習ができるようフォローアップの動画を提供していますので、後で動画を見ながら、実践することができます。
参加いただいた方の声
感動でした。下書きの事前準備、色やフォントの使い方、基本的操作について知ることが出来てとても良かったです。
3つのパターン別に、資料は「こう考えて作る」という土台の部分から知ることができてとても参考になりました。リスペストしてオマージュします!
パワーポイント初心者にとって、とてもぜいたくな時間でした。
実体験で得た事を惜しみなく提示していただき、感謝いたします。
「映えテクニック」の中で、特にフォント、配色、画像をすぐに取り入れたいと思いました。テンプレートも活用したいです。
まとめ
7つのテクニックを早速ご自身で実践したいという声を多くいただきました。
「知らないことすら知らない」技術はまだまだある、と再認識したという声もありました。知っているのと知らないのでは、資料の作成スピードも全く違ってきます。
セミナー講師として資料を発信する場合は、資料の作成だけでなく、話す方も準備が必要です。資料作成にかける時間を短縮して、話す方をブラッシュアップする時間に充てていただきたいなと思います。
初めてのセミナー開催となりましたが、本当に多くの方に参加いただき、感謝いたします。ありがとうございました!